売れるECサイトに共通するデザインのポイントとは?おすすめの支援サービスとともに紹介

売れるECサイトに共通するデザインのポイントとは?おすすめの支援サービスとともに紹介

売れるECサイトを運営していくのに、デザインが鍵の一つを握っています。とはいえ、単にカッコよく、オシャレに、可愛くすれば良いものではありません。それらと売れるかどうかは全くの別問題です。

では、一体どんなポイントに気をつけるべきなのか?売れるECサイトには共通点があります。

本記事では、そのポイントと真っ先に考えなければならない最重要事項を解説した後、おすすめの制作代行会社を紹介していきます。

売れるECサイトに共通するデザインのポイントとは?

ではさっそく、売れるECサイトに共通するデザインのポイントを見ていきましょう。

情報が分かりやすくまとまっている

1つめは、顧客にとって必要な情報が分かりやすくまとまっていること。

目当ての情報にたどり着けないサイトは、ユーザーの目的を達成させられないため、十中八九途中で離脱されます。

・商品をカテゴリ分けして検索しやすくしている
・サイトのナビが最上部の目立つ位置にある
・送料や消費税はいくらか一目で分かる
・商品の特徴やスペックを箇条書きで整理している
・欠品の場合、次の入荷はいつか知らせている
・購入ボタンを目立たせている
・販売者情報が見つけやすい位置にある

などなど、ユーザーにストレスを与えないような情報提供の仕方を心がけましょう。

ユーザーの動線を意識している

2つめは、ユーザーの動線を意識していること。

動線とは、サイト上でユーザーがとる行動の流れを指します。ECサイトの利用の流れを単純化すると……

商品ページ

買い物かご

決済ページ

決済完了

となります。この際、次にどこを押せば良いか迷うレイアウトだったり、必要以上にページ遷移を伴う設計だったりすると、離脱率は一気に高まるのです。特にスマホだと、小さい画面で操作することになるため尚更です。

そこで、Googleアナリティクスやヒートマップを使い、よく見られている箇所と離脱率の高い箇所を探りましょう。サイト最適化のヒントを発見できるはずです。

商品の訴求ポイントが絞られている

次は、商品の訴求ポイントが絞られていること。

商品の情報は可能なかぎり詳細に伝えるべきですが、ウリにしたい要素は数を絞り、シンプルなメッセージにまとめましょう。長ったらしいと結局何が言いたいか伝わらず、ユーザーに商品の魅力を理解してもらえません。

これはコピーのみならず、画像でも同様です。その画像を掲載する意図を明確にしましょう。画像に説明文を添えるのも良いですね。

スマホで操作しやすい

4つめは、スマホで操作しやすいこと。

ニールセンの調査によると、2019年、EC利用におけるデバイスはスマホがPCを逆転したといいます。スマホ対応は必須というより、もはや前提条件になっているのです。

・サイトの軽さ
・文章の読みやすさ

・画像の見やすさ
・片手でも押しやすいボタン

などを意識しましょう。ほかには、画面が煩雑にならないようドロップダウンメニューを使う等が考えられます。

売れるECサイトをデザインするための最重要事項

ここまで、売れるECサイトの共通点を見てきました。これらを自社のサイトに落とし込むには、まずコンセプトメイクが必要になります。

コンセプトメイクとは?

ここでは、コンセプトを「顧客へ提供する価値」と定義付けます。これを明確にするのがコンセプトメイクというわけですね。

コンセプトで有名なのは、スターバックスの「サードプレイス」です。自宅でも職場でもない、第三の居場所という価値を提供することで、同社は現在の地位を作り上げました。

なぜコンセプトメイクが大切なのか

顧客へ提供する価値を言語化したものがコンセプトですから、これはつまり、競合との差別化要素であり、同時に顧客が自店で買い物をする理由にもなります。

コンセプトが定まっていないショップは、自らの価値を見出せていないわけで、買う理由付けができていないことになるのです。

そして、コンセプトはデザインの背景にもなります。デザインの基本を押さえた上で、レイアウトや色使い、フォントなどをどうするかは、コンセプトが一つの判断基準になるのです。

このように、コンセプトメイクは売れるECサイトの根本を支える最重要事項だといえます。

コンセプトメイクの方法

コンセプトメイクの方法はいくつかありますが、今回は「QPC分析」というものを紹介します。

QPC分析とは、自社や商材の価値を明らかにする手法のこと。

Q:品質(Quality)
P:価格(Price)
C:利便性(Convenience)

QPC分析を使うと、自社の強みを反映したコンセプトができあがります。では、各要素で考えられる強みを見ていきましょう。

品質の例

・品質(オーガニック、無添加、最高級 etc.)
・権威性(○○の認定を持つ職人、○○受賞 etc.)
・人気(毎月○○個を販売、雑誌掲載 etc.)
・伝統(創業○○年、江戸時代から伝わる技法 etc.)
・鮮度(注文を受けてから生産 etc.)

価格の例

・価格(どこよりも安く etc.)
・仕入れ(工房直販、産地直送 etc.)
・安さの理由付け(規格外品、B級品 etc.)

利便性の例

・早さ(即日発送 etc.)
・簡単さ(スマホで1分 etc.)
・品揃え(○○点の品揃え etc.)
・専門性(ビンテージ楽器専門店 etc.)

QPCを考える際には、競合他社のリサーチも必要です。他社より優れた部分を、自社のウリにしましょう。

売れるECサイトは制作会社に依頼するのも手!

「自社だけだと売れるECサイト作りは難しいな……」と感じている方もいらっしゃると思います。その場合、制作会社に依頼するのも良いですね。プロが導入から開店後まで徹底サポートしてくれます。

最後に、おすすめの2社を紹介しますね。

w2ソリューション株式会社

画像:w2ソリューション株式会社公式サイト

「w2ソリューション株式会社」は、業界トップクラスの性能と実績を持つカートシステムを手掛ける会社です。導入から保守まで100%自社対応なので、迅速かつ芯のブレないサイト制作が可能。

特にセキュリティ対策に強みがあり、第三者による不正利用や改ざんを徹底ブロックできます。個人情報管理は会社の信用に関わるため、セキュリティは重視したい要件ですね。

実績は折り紙付きで、同社のシステムを導入した企業は平均で354%も業績をアップさせています。事業規模に合わせたカスタマイズも可能なので、長期に渡り二人三脚で事業を成長させていけるでしょう。

*費用は要相談

【w2ソリューション株式会社のサービス詳細はこちらから】

株式会社リューキデザイン

画像:株式会社リューキデザイン公式サイト

「株式会社リューキデザイン」は、楽天市場に特化したECサイト制作会社です。大手企業から中小企業、個人事業主まで、さまざまな規模・業界のデザインを手掛け、のべ4万件以上の制作実績を誇ります。

楽天の集客力はバツグンですが、ショップ同士の競争は激しくなっています。ライバルに差を付けるなら、楽天を知り尽くしたエキスパートに制作を依頼するのは有効ですね。

*料金は要相談

【株式会社リューキデザインのサービス詳細はこちらから】

まとめ

今回は、売れるECサイトをデザインする上で押さえておくべきポイントを中心に解説してきました。

「コレをやれば売れる!」というわけではありませんが、売れているサイトは皆やっていることです。まずはコンセプトを固め、それを元に自社だけのデザインを作り上げていきましょう。

本記事が参考になれば幸いです。

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